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物忘れがひどい!更年期における記憶障害の原因と対策

「更年期に入ったら物忘れがひどい」という方も多いことでしょう。ここでは、更年期における物忘れについて、その原因や対策方法などを解説します。

更年期障害による物忘れ

女性なら誰しもが通る道でもある更年期。更年期に入ると、ホットフラッシュやめまい、倦怠感など、人により様々な症状を自覚するようになります。それら症状の中でも、更年期の女性の実に95%が経験すると言われている症状が、物忘れです。 モノの名前をすぐに思い出せなくなり、会話の中で「あれ」「それ」などの代名詞が頻出することがあるため、自分も周囲も「もしかして若年性の認知症になったのでは?」と不安になるかも知れません。

両者の原因は根本的に違う

下で詳しく解説しますが、更年期障害による物忘れの原因は、エストロゲン(女性ホルモンの一種)の減少、血行不良、ストレス、不眠など。一方、認知症による物忘れの原因は、記憶を司る脳細胞の自体の死滅です。 両者の原因は全く違います。更年期における物忘れは、脳細胞が死滅したことが理由ではないため、対策を打つことで改善を目指すことができます。

更年期で物忘れが生じる4つの原因

更年期障害による物忘れの原因は、主に以下の4点です。

血行不良

更年期障害の典型的な症状の一つが、血行不良。脳の働きには大量の血液が必要とされるため、血行不良になると記憶力や集中力などが低下します。

エストロゲンの減少

脳の働きを円滑にする役割を持つのが、脳内の神経伝達物質。エストロゲンには、この神経伝達物質が活発化するよう刺激を与える働きがある、と言われています。更年期に入りエストロゲンが減少することで神経伝達物質の働きが鈍り、その影響で物忘れが生じるのではないか、と言われています。

不眠

エストロゲンの分泌量が減少することにより自律神経が乱れ、その影響で体内時計などの睡眠サイクルも乱れます。結果として睡眠不足となり、脳の働きが鈍ってしまうことが考えられます。

ストレス

更年期障害による様々な症状は、心身への大きなストレスとなります。記憶を司る脳内の海馬は、ストレスにとても弱い組織。ストレスの影響もまた記憶力を低下させる要因になる、ということです。

誰でもできる!更年期の物忘れへの対策方法

誰でも簡単に実践できる物忘れ対策をご紹介します。手の指、足の指を動かすだけの、とても簡単な方法です。

手の指を動かす

  1. 目の前で両手をグーの形にしてください。
  2. 右手の親指と左手の小指を、同時に立ててください。
  3. 逆に、右手の小指と左手の親指を、同時に立ててください。
  4. 2と3を交互に繰り返してください。
  5. 慣れてきたら、だんだんスピードを上げてください。
  6. より慣れてきたら、左右の指の組み合わせを変えてみてください。

足の指を動かす

  1. 足の指をグーの形にしてください。足の裏がシワシワになるよう強く握ります。
  2. 足の指をチョキの形にしてください。親指が上を、他の4本の指が下を向くような形です。
  3. 足の指をパーの形にしてください。すべての指と指が触れないよう、足の指を横に大きく広げます。慣れるまで時間がかかるかも知れません。
  4. 両足の指でグー、チョキ、パーを自在に操れるようになったら、左右でじゃんけんをしてみましょう。

手の指と足の指を同時に動かす

  1. 右手の指と左足の指で、じゃんけんをしてみてください。
  2. 逆の組み合わせで、じゃんけんをしてみてください。
  3. 同じ側の手足でも、じゃんけんをしてみてください。
  4. 慣れてきたら、足の指をわざと後出しにして勝たせるなど、難度を上げて様々な工夫をしてみましょう。

参考URL

日本生化学学会「脳海馬で合成される男性・女性ホルモンは記憶力を増強する」
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880342/data/index.html

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