ボケ予防には体操!その内容を徹底解説
ボケ予防にオススメの体操
ボケ予防には次の3つの体操がオススメです。 ・コグニサイズ ・拮抗体操 ・下肢の有酸素運動 以下で詳しく見ていきましょう。
コグニサイズ
国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防を目的とした取り組みです。名前の由来はコグニション(認知)とエクササイズ(運動)。2つを組み合わせた取り組みがコグニサイズです。コグニサイズの一例を紹介します。 ・立った状態で数字を数えて、3の倍数で手をたたく。 ・立った状態で、「1.右足を右→2.右足を元に戻す→3.左足を左→4.左足を元に戻す」をリズムよく繰り返す。3の倍数に当たる動作の時に手をたたく。 ・ウォーキング中にしりとりや簡単な計算問題などに取り組む。 コグニサイズのポイントはできるだけ毎日行うことです。
拮抗体操
拮抗体操とは、前後・左右・上下などで拮抗的な動作を行う体操です。前頭葉を刺激して、遂行能力の向上を期待できます。以下の動作などが拮抗体操に当たります。 ・右手を前、左手を胸、左手を前、右手を胸、左手を前の動作を繰り返す。この時、前に出る手はグー、胸にあてる手はパーにする。以上の動作を10~20回繰り返す(グー・チョキ・パーを変えてチャレンジ)。
下肢の有酸素運動
下肢の運動が前頭葉の機能を高める可能性が指摘されています。また、一定強度(具体的な基準は明確ではありません。通常、2~3METsの運動が行われています)の有酸素運動を週に1~3回、1回20~60分行うことも認知症の予防に役立つと考えられています。以上から、竹踏みを利用した竹踏みステップなどもボケ予防の体操になると考えられています。
ボケ予防で体操に取り組むときの注意点
以上の体操などがボケ予防につながると言われています。体操に取り組むときは次の点などに注意しましょう。 ・準備運動をしっかりする ・体力に合わせて取り組む(絶対に無理をしない) ・水分補給を心がける ・体操を習慣化する さらに一歩進んだ対策を講じたい方は、体操に加えてオンジ配合の医薬品を取り入れると良いかもしれません。
参照URL
認知症予防へ向けた運動コグニサイズ | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
http://www.ncgg.go.jp/cgss/department/cre/documents/cogni.pdf
認知症予防プログラム(運動・レク編)運用手順 | 大分県
http://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/199591.pdf
認知症予防体操 | 長崎県
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2013/07/1374722220.pdf