物忘れ改善薬「アレデル」【法令遵守のため口コミ・評判非掲載】
ここでは、クラシエが販売しているオンジ配合の漢方「アレデル」について紹介しています。
画像引用元:クラシエ公式サイト
http://www.kracie.co.jp/ph/arederu/
アレデルの特徴
物忘れの改善をサポートし、高齢化社会の問題解決に貢献したいという開発者の熱い気持ちで誕生した、アレデル。高齢化社会における物忘れの改善をサポートしてくれる生薬製剤で、心を落ち着かせる作用や物忘れの改善に効果を発揮してくれる「オンジエキス」を1日に537mg摂取することができます。特に、中年期以降の物忘れに効果が期待できる医薬品です。
オンジ単体エキスは水に溶けやすく、吸湿性が高いため外気にさらされるとべたつきやすいという性質があるため、非常に扱いにくい成分でしたが、クラシエ独自の製法によって商品化を実現。日本で新たに認められた医薬品として、年齢を重ねたことで起こる物忘れに対し記憶機能に働きかけて改善していきます。
最近「あれ」や「それ」などが多くなって言いたいことが出てこない人や見に行った映画の題名や俳優の名前が思い出せない人、物をどこに置いたのか思い出せない人などにおすすめの生薬製剤です。全国にある薬局・薬店、ドラッグストアなどで買うことができます。物忘れが増えてきたと感じる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
アレデルの服用方法
アレデルはスティックタイプの顆粒状なので体の中で溶けやすく、持ち運びに便利なところが特徴。漢方特有のにおいを軽減して、漢方が苦手な人でも気軽に飲めるようにこだわり作られています。1日に3回、毎食の食前や食間に服用することで、天然のオンジエキスを摂取することが可能です。保管する際は直射日光が当たらず湿気の少ない、涼しいところに保管してください。
アレデル製品情報
- 医薬品区分:第3類医薬品
- 価格:1,900円(税抜)
- 内容量:42包(1日3回・14日分)
- 形状:顆粒
- 含有成分:オンジ(添加物として、乳糖、二酸化ケイ素、CMC-Ca、ステアリン酸Mgを配合)
- オンジエキス含有量:537mg(オンジ3gより抽出)
- 添付文書:http://www.info.pmda.go.jp/ogo/K1706000029_02_01(PDF)
アレデルの服用方法
アレデルは1日3回、1回1包を水や白湯と一緒に服用してください。服用のタイミングは食前か食間(食後2~3時間後)。また、アレデルの使用可能年齢は15歳以上となっているため、15歳未満の方は服用しないよう注意してください
アレデル服用時の注意点
医師の治療を受けている方や妊婦・妊娠していると思われる方、薬などでアレルギー症状を起こしたことがある方は、服用前に医師、薬剤師、登録販売者に相談すること。
服用後に皮膚の発疹・発赤・かゆみや消化器の異常(吐き気、嘔吐)などの症状が生じた場合は副作用の可能性があるため、服用を中止して医師、薬剤師、登録販売者に相談すること。
この製品を1ヶ月以上服用しても症状が改善しない場合も服用を中止し、医師、薬剤師、登録販売者に相談すること。
アレデルは認知症を予防・改善する医薬品ではありません
アレデルに配合されているオンジ(遠志)エキスは漢方薬に使われている成分のひとつで、厚生労働省から中高年の物忘れの改善に効果があると認められています。2004年に海外で発表された研究結果でも、実験マウスの脳神経細胞障害が回復したと報告されているそうです。
ここで注意して頂きたいのは、中高年の物忘れと認知症は別ものであるということ。症状として似た部分はあっても、その症状や原因はまったく異なります。オンジエキスを配合したアレデルは認知症への効果・効能は認められていません。
そのため、認知症の診断を受けた方や認知症の疑いのある方はアレデルを使用しないように注意してください。認知症は早期に専門医の診断を受ける必要があり、自己判断で物忘れ治療薬を飲み続けていても改善が見込めないだけでなく、認知症の治療が遅れてしまうということになりかねません。
自分の症状が物忘れなのか認知症なのか判断がつかない場合は、物忘れ外来や神経外科、脳外科などを受診し、専門医の検査を受けることをおすすめします。
参考:厚生労働省医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課 監視指導・麻薬対策課:オンジ製剤の広告等における取扱いについて[pdf]
アレデルの添加物について
- 乳糖
ラクトースとも呼ばれています。哺乳類の乳に含まれている糖分で、わずかに甘味があります。
- 二酸化ケイ素
シリカや無水ケイ酸とも呼ばれ、研磨剤・増粘剤・医薬品添加物などに使用されています。
- CMC-Ca
カルボキシメチルセルロースカルシウムという成分です。医薬品のコーティングなどに使用されています。
- ステアリン酸Mg
粉末が固まるのを防ぐ働きがあり、製造時の滑剤としても使用される物質です。
アレデルの販売元情報
販売会社名 | クラシエホールディングス株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区海岸3-20-20 |
創業 | 1887年5月6日 |
代表 | 代表取締役社長執行役員 岩倉昌弘 |
公式サイト | http://www.kracie.co.jp/ |
クラシエホールディングス株式会社の前身となったのは、旧カネボウ株式会社。
カネボウは明治20年「東京綿商社」として創立され、紡績工場を運営。製糸業、毛紡績、朝紡績へと参入しつつ海外展開を進め、さらに昭和60年代以降には食品や化粧品、漢方薬など、幅広く事業を展開してきました。
クラシエはカネボウの事業のうち、日用品や医薬品、食品事業を引き継ぐ形で設立され、現在はホーユー株式会社の子会社となっています。代表的な商品に、シャンプー・ボディソープのナイーブや漢方薬のコッコアポシリーズ、ミントタブレットのフリスクなどがあります。
クラシエの漢方薬について
クラシエでは、さまざまな漢方シリーズを展開している漢方のパイオニア。全シリーズを合わせると70種類以上もの漢方薬があります。体質や症状別にすぐに必要な漢方を選ぶことができる「漢方セラピー」シリーズや、形状別に分類された「青の顆粒」・「赤の錠剤」シリーズなど、漢方をより身近なものとして取り入れられるように、用途に応じて色々なシリーズを開発。
「大切な人に大切に作った漢方」をコンセプトに、クラシエの漢方薬は多くの人たちから親しまれています。漢方を探している人は、一度チェックしてみてください。あなたに合った漢方が見つかるかもしれませんよ。
漢方薬へのこだわり
クラシエでは、原料生薬を選ぶところから最終製品の製造に至るまで、一貫した品質管理と優れた生産技術によって商品化されています。漢方薬の品質の決め手となる原料は全て天然産物のもの。生薬の産地によって中国国内で徹底管理され、残留薬物についても安全性を厳しくチェックしています。
クラシエでは、一般向けと医療用医薬品の2つの生薬・漢方エキス製剤の開発や研究を行っており、研究所と生産が一体となって高品質の製品を作るために連携を図りながら取り組んでいるところも他社にはないこだわりのひとつ。医療従事者向けの漢方に関する勉強会や研究会を全国各地で精力的に行っており、多くの人が講演に訪れています。
ホームページ上では、漢方のある暮らしについて丁寧に分かりやすく解説しているだけでなく、漢方薬名解説や症状別の漢方薬体質診断コーナーなど、漢方に関する知識がない人でも気軽に生活の中に取り入れられるように提案しています。
アレデルを実際に購入してみました
アレデルを購入し、さまざまな観点から観察、調査を行いました。飲みやすさなどに関しても実際に飲んでみた感想を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
パッケージについて
キオグッドのパッケージは、光沢のある金の緑のツートンカラー。箱が比較的大きいので、店頭でも目立ちそうです。 中には42包の薬が2袋に分かれて収まっており、これで14日分。瓶に入った錠剤やカプセル薬などと違って携帯に便利な点は魅力的ですね。
中身について
中身の顆粒は、茶色みを帯びた乳白色。粒が細かく、サラサラとした質感です。近くで匂いを嗅ぐと、焦げ臭いような甘いような、ちょっと変わった匂いがします。匂い自体はうっすらわかる程度なので、ほとんど気になりませんでした。
飲みやすさについて
顆粒の粒も小さくサラサラしているので、ちゃんと水やお湯と一緒に飲めばノドにひっかかるような事はありません。粒の大きな錠剤などと違い、こういう点では安心ですね。
ただし、舌に乗せた時にオンジエキス特有の臭みやえぐみを感じるので、できるだけ素早く飲み込んでしまうのが良いでしょう。他のオンジエキス配合薬にはもっと苦みが強烈なものもあるので、そういった商品と比べれば飲みやすい方だと思います。
溶けやすさの実験
溶けやすさを調べるため、人間の体温に近い40度の水にアレデルを投入し、その経過を観察してみました。
投入直後
10分経過
20分経過
30分経過
40分経過
50分経過
60分経過
投入した直後からシュワシュワと気泡が立ち上り、溶け進んでいるような雰囲気。時間の経過とともに徐々に水の色が濁り、60分経過後には、底の粉末もかなり減っていました。
総評
薬自体は、オンジ特有の匂いや味が抑えられているおかげで比較的飲みやすいと感じました。こういった工夫は漢方薬開発で実績のあるクラシエ製品ならでは、といったところでしょうか。やはり飲みやすさというのは、薬を飲み続けていく上で見逃せないポイント。特にオンジエキス配合薬には苦み、臭みの強い商品もあるので、これはメリットの一つだと思います。
ただし、アレデル1日分あたりのオンジ含有量は537mg。他のオンジエキス配合薬と比べると、ちょっと少な目の数値です。それを考慮した時のコストパフォーマンスはどうなのか?というのが、この商品の評価の分かれ道かと思います。
アレデルの口コミ・評判について
※当サイトではアレデルの口コミ・評判を掲載しておりません
医薬品の効果・効能に関する口コミ・評判は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」によって禁止されています。つまり、購入した店舗の評判や、商品の見た目などに関する感想を掲載するのは問題ありませんが「この薬を飲んだら〇〇が治りました」「とてもよく効くのでオススメ」といった意見を紹介するのは違法行為にあたるのです。
アレデルは第三類医薬品に分類される、一般用医薬品(OTC医薬品)です。そのため、当サイトは法令順守の観点から口コミ・評判情報を掲載しておりません。