ボケ予防にオススメの油を紹介
ボケ予防に活用したいといわれているのが食用の油です。具体的に、どのような油が良いといわれているのでしょうか。オススメの油を紹介します。
ボケ予防に活用したいDHAを豊富に含む油
ボケ予防に活用したいと言われているのがDHAを豊富に含む油です。DHAとはドコサヘキサエン酸のことで、ヒトの身体では大脳皮質や海馬などに多く含まれています。DHAはアルツハイマー型認知症の予防に役立つ可能性があると考えられています。このように考えられている理由は、過去の調査などによりDHAを多く含む食品の消費量が高ければ高いほど、加齢やアルツハイマー型認知症による認知機能の低下を抑えることができると推察されているからです。DHAは、大脳皮質や海馬の抗酸化作用を強化してアミロイドタンパクの沈着などを阻止すると考えられています。
参考:(PDF) 奥山治美など、日薬理誌:各種脂肪酸の生理・薬理機能の多様性(PDF)
DHAを含む油を摂れる食品
DHAを含む油を摂れる食品として挙げられるのが青魚です。身近なところでは、イワシやサバなどがオススメされています。あるいは、ブリやマグロなど脂身の多い魚もオススメされています。DHAを摂りたい方はこれらの魚を利用すると良いでしょう。
ボケ予防に活用したいαリノレン酸を含む油
ボケ予防のため魚を積極的に食べたいと考えた方が多いはずです。とはいえ、毎日、魚ばかりでは飽きてしまいますよね。そこでオススメしたいのがαリノレン酸を含む油です。体内に取り込まれたαリノレン酸は、代謝によりDHAなどになります。αリノレン酸は、植物油に多く含まれている脂肪酸のひとつです。魚よりも手軽に摂れるので、ボケ予防に油を活用したい方に最適です。
参考:(PDF) 島崎弘幸(帝京大学医学部):αリノレン酸の必須性と機能(PDF)
αリノレン酸を豊富に含む亜麻仁油とエゴマ油
αリノレン酸を豊富に含むのが亜麻仁油とエゴマ油です。ボケ予防に取り組みたい方は、毎日小さじ1杯程度の亜麻仁油かエゴマ油を摂ると良いでしょう。熱に弱いので加熱調理には向いていません。サラダのドレッシング代わりに利用すれば摂りやすいはずです。
栄養バランスに気を付けて利用
ボケ予防や健康に良いと聞くと油をたくさん摂りたくなりますが、摂り過ぎには注意が必要です。特定の食品に偏ると栄養バランスが乱れてしまいます。油を利用する方は、その他の食品もバランスよく摂りましょう。ボケが気になる方は、一緒にオンジ配合の医薬品を利用するとよいかもしれません。医薬品なのでより安心して利用できるはずです。
参照URL
各種脂肪酸の生理・薬理機能の多様性|奥山治美など、日薬理誌
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/131/4/131_4_259/_pdf
DHAの力|マルハニチロ
https://www.maruha-nichiro.co.jp/dha/dha40000.html
αリノレン酸の必須性と機能|島崎弘幸(帝京大学医学部)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/62/1/62_1_42/_pdf/-char/ja