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うつ病を原因とした仮性認知症

高齢者の中には、うつ病を原因とした仮性認知症を発症している方が見られます。「仮性」なので、たとえ物忘れなどの症状が似ているとしても、本物の認知症とは根本的に違う病気。治療によって劇的な改善が見込める病気なので、早期発見・早期治療が大切です。

うつ病による仮性認知症

昨今、マスコミなどを通じて「新型認知症」と呼ばれる病名を目にすることが多くなってきました。

「新型認知症」とは、もちろん正式な病名ではありません。医学的に仮性認知症と呼ばれる症状のことを、マスコミなどでは「新型認知症」と命名しているようです。

仮性認知症が一般に話題となってきたのは最近のことですが、当然ながら、昔から存在する症状です。主に、高齢者のうつ病を原因として発症するとされています。以下、うつ病による仮性認知症について詳しく見てみましょう。

うつ病による仮性認知症の具体的な症状

注意力や集中力の低下、判断力の低下など、認知症でないにも関わらず認知症に似た症状を示している状態が仮性認知症。仮性認知症は、主に高齢者のうつ病が原因で発症すると考えられています。仮性認知症を生じると、たとえば次のような症状が見られるようになります。

頼まれごとを、つい忘れてしまう

奥様から「私が出かけている間に、スーパーでこれを買っておいて」と頼まれたにも関わらず、奥様が帰宅するまで買い物することを忘れている、などの例。奥様から「買い物、忘れてたの?」と問われると、「あ、そういえば忘れていた…」などと言います。

完全に記憶から抜けてしまうのではなく、うつ病が原因として注意力が散漫になり、結果として「うっかり忘れ」が生じてしまう症状が、仮性認知症の特徴です。

通常の認知症との症状の違い

仮性認知症は高齢者に発症することが多いことから、家族は「初期の認知症では?」と疑ってしまうことがあります。しかしながら後述するように、仮性認知症と認知症はメカニズムが全く異なります。双方の明確な違いを理解しておきましょう。

識別基準 仮性認知症 認知症
物忘れの自覚 あり 少ない
物忘れに対する深刻さ あり 少ない
気分的な落ち込み あり 少ない
本人の妄想・気持ち 「ボケたかも…。もうダメだ」 「誰かにモノを盗まれた」
抗うつ薬の効果 有効 無効
脳の画像所見 なし あり

大局での違いとしては、仮性認知症は「気持ちの落ち込み」から意気消沈に向かうことが多いことに対し、認知症には落ち込みがないため、むしろ言動が活発になっていく傾向があります。

認知症の初期には、もの忘れや失敗を強く指摘されたり、非難されたりすることでうつ症状を招きやすいものです。 気分の落ち込みや意欲の低下、不安や睡眠障害などをともないがちなうつ症状は、本人がつらいのはもちろん、リハビリテーションなどの治療に取り組む意欲を奪い、結果、そのほかの周辺症状の悪化や病気の進行につながることもあります。

監修:「ウルトラ図解 認知症」p.100
東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門特任教授 朝田隆

仮性認知症はアルツハイマー型認知症に移行する恐れがある

高齢者のうつ病を原因とした仮性認知症は、アルツハイマー型認知症とは全く原因を異にするものの、仮性認知症を放置すると、やがてアルツハイマー型認知症に移行しやすくなることが分かっています。

仮性認知症の患者の追跡調査によると、症状を発症した人のうち約3%が1年後に、約12%が2年後に、約50%が3年後に、約89%が8年後に本物の認知症へと移行していくとされています。

仮性認知症と判明した場合には、アルツハイマー型認知症への移行を食い止めるために、早期治療を受けることが大切です。

仮性認知症は治療によって劇的に改善する

仮性認知症の原因の大半が高齢者におけるうつ病である以上、うつ病を改善させることにより仮性認知症の症状は劇的に好転します。主治医の診断にしたがい、適宜、抗うつ薬等による適切な治療を進めましょう。

仮性認知症の原因とは

仮性認知症の原因

仮性認知症の主な原因は高齢者のうつ病。では、高齢者のうつ病の主な原因は何でしょうか?

高齢者のうつ病の主要な原因は、前頭葉の機能不全です。もともと前頭葉は加齢による影響を受けやすい部位。加えて、高齢者(80歳)の前頭葉の血流量は、20代の人に比べると約20%まで低下していると言われています。

加齢による前頭葉自体の働きの低下に、前頭葉の血流不足が重なり、うつ病を発症。結果、仮性認知症を発症するというメカニズムです。

アルツハイマー型認知症とは原因が違う

似たような症状を呈するアルツハイマー型認知症は、仮性認知症とはまったく異なる原因で発症します。

アルツハイマー型認知症の直接的な原因は、主に脳の萎縮。特に、短期記憶を司る海馬という組織の機能不全を原因とし、アルツハイマー型認知症が発症します。

まったく原因の異なる仮性認知症とアルツハイマー型認知症ですが、すでに説明したとおり、仮性認知症を放置すると早い段階でアルツハイマー型認知症に移行してしまうため、早期発見・早期治療を心がける必要があります。

日常生活上での対処法

主治医から処方された薬を適切に服用するとともに、脳の前頭葉の血流量を低下させないよう配慮した日常生活を送るようにしてください。

前頭葉の血流量を低下させる最大の要因は、ストレスです。定年退職、近親者との死別など、高齢者は大きなストレスを抱えるさまざまな局面を経験します。積極的に趣味に取り組んだり社会活動に参加したりなどし、ストレスを抱え込まないようにすることが大切です。

日常生活においても、家族は、高齢者に対して過剰なストレスをかけないように配慮して接するべきでしょう。

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