11月 19th, 2010 / Category: ニュース
このたび、2010年11月23日(火)に、セミナー「「ハーフ」になった日系ブラジル―日本の人種観と移民の関係を考察する一例として―」が開催されます。みなさまぜひふるってご参加ください。
開催概要
| 名称 |
「ハーフ」になった日系ブラジル―日本の人種観と移民の関係を考察する一例として― |
| 日時 |
2010年11月23日(火) 16:00~17:30 |
| 会場 |
早稲田大学 早稲田キャンパス11号館503教室 |
| 報告者 |
渡会環(愛知県立大学) |
開催趣旨
「デカセギ」に代表される日伯間の移動を通じて来日した女性たちのなかには、自身の外見が「ハーフ」として評価されていることを意識して、日本でモデルになることを夢見る、あるいはその職に既に従事している日系ブラジル人女性たちがいる。「ハーフモデル」として成功するために、彼女たちはその人種イメージをどのように演じ、利用しあるいは否定しているのだろうか。ブラジルで混血の日系人であることと、日本で「ハーフ」であること、「ハーフ」としてふるまうこと、見なされることの意味はどのように異なるのだろうか。そこでは、「ハーフ」と白人性・女性性との関係はどのように交錯しているのだろうか。そして、「ハーフ」は日系ブラジル人のトランスナショナルな生活においてどのような意味を有しているのだろうか。これらの問題を考えることを通じて、多文化社会・日本における「ハーフ」概念の複雑性と独自性を明らかにしたい。
10月 15th, 2010 / Category: ニュース
開催概要
| 名称 |
早稲田大学 メディア・シティズンシップ研究所 パブリックセミナー
「あいのこ、混血、ハーフ、ダブル、ミックス、、、 そして多文化社会・日本の市民へ」 |
| 日時 |
2010年10月30日(土) 14:00~17:30 |
| 会場 |
早稲田大学 早稲田キャンパス11号館711教室 |
| 主催 |
早稲田大学 メディア・シティズンシップ研究所 |
| 登壇者 |
報告者・パネリスト(五十音順):
- 岡村兵衛(市井の<地球社会>研究者)
- 河合優子(東海大学教員)
- 須本エドワード(ミックスルーツ関西代表)
- 関恵里沙(東京大学修士課程/多文化共生教育ネットワークかながわ・ME-net事務局)
- 堀口佐知子(テンプル大学日本教員)
司会進行:
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| プログラム |
映像視聴:
討論:
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■夜の部
| 日時 |
2010年10月30日(土) 18:40~23:00 |
| 会場 |
新大久保 Café Dolce Vita |
| 申し込み |
夜の部は会費制で事前予約が必要です。内容の詳細と事前予約については、 shakeforward [at] gmail.com (@へ直してください)までご連絡をお願いします。 |
※夜の部はラジオ収録、トークイベント、ライブセッションと盛りだくさんの内容ですので、是非ご参加ください!
開催趣旨
多文化共生のかけ声が各地で叫ばれるなか、多様な文化差異を持つ人たちを正当に社会の一員として認め、市民として公平に扱うための議論はいまだに日本で深まっていません。このセミナーでは、いわゆる<混血、ハーフ、ダブル、ミックス>などと名指されてきた人たちに焦点を当てて、多文化社会・日本において、どのように<日本人>の境界をより包含的にできるのかについて考えます。
当日は、まず「ダブル」に関する映像を視聴したあと、<あいのこ、混血、ハーフ、ダブル、ミックス>の命名はどのような歴史的な文脈のなかで行われてきたのか、自己エンパワメント及び社会の意識変革に向けてどのような名称が誰によって戦略的に使われてきたのかについて討論します。さらには、市民としての平等の扱いを社会で促進するには、彼女ら彼らの多様な背景や経験にどのように目を向け、どう差異を承認したらいいのか。そのための市民の学び=パブリック・ペダゴジーを社会で幅広く実践するにはどうしたらいいのか?そして、今求められる<研究>とはどういうものなのか?こうした問題について、時間の許す限り大いに話し合いたいと思います。
本セミナーは、それに引き続いて新大久保で18時40分より開かれるトークイベントの前半部分となります。早稲田で語らい、その余韻をもって共に新大久保になだれこみましょう。みなさんのご参加を心よりお待ちしております。
10月 6th, 2010 / Category: ニュース, 研究会
このたびトランスアジア文化研究会を10月22日(金)に開催いたします。今回は”Innovative approaches to Japanese pop culture”と題して、気鋭のアメリカの人類学者3名による日本のポップカルチャー研究の報告と討議です。発表は英語で行われますが、質問などは日本語でもいいので、どうか気軽にご参加ください。あるいは、研究会には参加できないけれど、そのあと合流して話したいという方も歓迎します。
みなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。
開催概要
| 名称 |
第24回 トランスアジア文化研究会 |
| 日時 |
2010年10月22日(金) 16:30~18:30 |
| 会場 |
早稲田大学 8号館104教室 |
| 登壇者 |
報告者:
- Chris Yano (University of Hawaii, Manoa)
- Ian Condry (MIT)
討論者:
- Laura Miller (University of Missouri-St. Louis)
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| 申し込み |
不要 |
| 参加費 |
無料 |
報告概要
1. Chris Yano
Title: Hello Kitty as Global Wink
ABSTRACT: This talk takes a critical look at Japanese Cute-Cool and its global trek, as exemplified by Sanrio’s iconic Hello Kitty.? In the 2000s, Sanrio’s cat has occupied a spot within what was proclaimed as Japan’s “gross national cool” by American journalist Douglas McGray.?That spot has encouraged the Japanese government to take note, including Hello Kitty within its Cool Japan campaign of soft power.? I argue that Hello Kitty occupies the national and global spotlight through a literal and figurative wink, opening up a position that includes play, irony, and ambiguity.? That wink of Japan’s mouthless cat provides important lessons on the politics, pleasures, and aesthetics of foreign-and-familiar commodity play in this age of global desirings.
2. Ian Condry
TITLE: “Dark Energy and the Soul of Anime”
ABSTRACT: What gives anime its “soul”? Cultural anthropologist Ian Condry will discuss the “dark energy” that expands the artistic universe of anime through collective activities of creators, producers, and fans. Using examples of anime, such as the films of director Hosoda Mamoru (Toki o Kakeru Shojo and Summer Wars), he will discuss his fieldwork in Tokyo anime studios, and offer a perspective on today’s emerging media mix information environment. This talk is related to his forthcoming book “The Soul of Anime: Collaborative Creativity and Japan’s Media Success Story” (estimated publication late 2011).
10月 4th, 2010 / Category: シンポジウム, ニュース, 研究会
このたび2010年10月9日(土)に、NHKエンタープライズ寄付講座・早稲田大学第3回公開講座「グローバル化の中のメディアの役割」が開催されます。本研究所より伊藤守、毛利嘉孝の2名が登壇いたします。みなさまぜひふるってご参加ください。
開催概要
| 名称 |
NHKエンタープライズ寄付講座・早稲田大学第3回公開講座
グローバル化の中のメディアの役割 |
| 日時 |
2010年10月9日(土) 13:00~15:30 |
| 会場 |
早稲田大学 小野記念講堂 |
| 登壇者 |
パネラー:
- 川上淳(日本国際放送代表取締役)
- 平賀徹男(NHKエンタープライズ取締役)
- 毛利嘉孝(東京藝術大学准教授、メディア・シティスンシップ研究所客員研究員)
- 林香里(東京大学教授)
司会:
- 伊藤守(早稲田大学教授、メディア・シティズンシップ研究所所長)
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| 主催 |
NHKエンタープライズ・早稲田大学オープン教育センター |
| 申し込み |
不要 |
| 参加費 |
無料 |
開催趣旨
グローバル化が進み複雑さを増す世界情勢のなか、人々が相互理解を深めるための”情報”の役割は、ますます大きくなっています。
情報発信の視点からは、日本の情報がどれだけ世界に伝わっているかについて、必ずしも十分でないことが指摘されてきました。日本が国際社会の中で存在感を確立していくためには、正確な情報の提供が欠かせません。
いっぽうで、日本が世界を理解するためには、それぞれの地域の情報を偏りなく受容する回路をつくることが大きな課題です。
今回の公開講座では、グローバル化する社会の中で、お互いが理解を深め共存するために、メディアが”情報”によって果たすべき役割について考えます。
この公開講座は、学生の皆さんはもとより、グローバル化する国際社会の課題について考えてみたい市民の皆さんの参加も歓迎します。
プログラム
| 第1部 |
基調報告 |
発信する情報 受容する情報~その現状と課題~ |
| 第2部 |
パネルディスカッション |
グローバル化の中の相互理解に向けて
~メディアが果たすべき役割は何か~ |
9月 9th, 2010 / Category: ニュース, 研究会
パブリック・ワークショップ
「多文化社会教育」を実践する
日時:2010年9月18日(土) 15:30~17:30
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス11号館817教室
プレゼンター:河合優子、リゼ・マーシャ・ユミ、関恵里沙
<ハーフ>や<ミックス>をめぐる問題の中に、様々な差異をどのように捉えるかという問題があります。<ハーフ>や<ミックス>と名付けられる人々に差異を見出すとき、そこには「日本人は~である」というステレオタイプだけでなく、その差異に対する価値判断が関わります。それらを揺るがし、より多様な形での「日本人」の意味を考えるためにどのような教育的介入が可能なのか、についてワークショップの具体的な方法を紹介しながら考えていきたいと思います。
今回は、異文化コミュニケーション分野で使われているD.I.E.メソッドを取り上げます。私たちが異なる他者に出会う時に抱くさまざまな「思い」は、描写(D=description)、解釈(I=interpretation)、評価(E=evaluation)が入り混じっています。しかし多くの場合、解釈・評価が加わっていることが意識されず、それが描写(=「事実」)として語られることで、その他者に対する固定的な意味づけの強化につながってしまいます。このメソッドはこれを意識化するための方法です。セミナーではD.I.E.メソッドを紹介しつつ、このメソッドの有効な部分および問題点を考えるとともに、どのように発展させていけるのかについても議論をしていきたいと思います。