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[ワークショップ]〈ハーフ〉と多文化社会・日本(2010年5月29日(土))

5月 24th, 2010 / Category: ニュース, 研究会

研究所主催ワークショップ「<ハーフ>と多文化社会・日本」

<ハーフ>をてがかりに日本人や日本文化を捉え直し、日本をより包含的な多文化社会として構想することを目的とする研究会の一環として、最初のワークショップを開催いたします。今回は、<ハーフ>たちの多様なアイデンティティに焦点をあてて、「アート+学問」と いう形で写真展やセミナーなど参加型のイベント・プログラムを展開する「HAFUプロジェクト」の主宰であるリゼ・マーシャ・ユ ミさんと映像作家の高木ララさんをお招きして、その活動の紹介とお二人が製作したミニドキュメンタリーの上映を行います。後半では、研 究会での基本的な問題設定と今後の進め方などについて参加者と話し合いたいと思います。

日時:2010年5月29日 1時~5時半
場所:早稲田大学  早稲田キャンパス16号館305教室
主催:早稲田大学メディア・シティズンシップ研究所

<予定>
1時~3時
*「HAFUプロジェクト」について
報告者: リゼ・マーシャ・ユミ &高木ララ
*ミニドキュメンタリー上映
「ハーフのイメージ」&「ハーフの集団意識」 (HAFU PROJECT制作)

3時20分~5時半
「<ハーフ>と多文化社会・日本」研究会(仮題)の問題設定と今後の進め方についての討議
問題提起者:河合優子(東海大学)、岩渕功一(早稲田大学)

リゼ・マーシャ・ユミ (リサーチャー)
日本人の母親とイタリア系アメリカ人の父親の間に神奈川県で生まれる。インターナショナルスクール(4-12歳)と日本の中学高校 (13-19歳)を経て、2001年に渡英。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ大学院社会学修士。エスニシティ/レースや国民国家に関心があり、「ハーフ」を検証しながら日本の多文化社会や「日本人」という概 念を追求。2008年にポートレート写真とインタビューから成る写真展HAFUプロジェクトを写真家ナタリー麻耶ウィラーと発足し、様 々なイベントを企画する。日本での写真展開催を計画中。また、西倉めぐみとのコラボレーションにより短編ビデオとドキュメンタリーを 製作している。

高木ララ (映像作家)
東京生まれ、マドリッド育ち。スペイン人の父親と日本人の母親を持つ。生後間もなく日本を離れ、アメリカ、カナダ、スペイン、オー ストラリアで育つ。その後、マドリッドのフランシスコ・デ・ビトリア大学にて映像制作とグラフィック・デザインを専攻。2006年か ら二年間早稲田大学国際情報通信研究科に在籍し、2008年にはドキュメンタリー映像「MADRID x 東京」を製作。2008年 のセルバンテス文化会館の開館式でも上映された。現在フリーランス映像作家として活動。2009年にHAFUプロジェクトのリゼ・ マーシャ・ユミとの出会いをきっかけに2010年よりHAFUドキュメンタリーの制作に関わる。

[研究会]ストリート研究会(2009年12月7日)[研究所共催]

11月 30th, 2009 / Category: ニュース, 研究会

開催概要

  • 日時:2009年12月7日 19:00~
  • 場所:早稲田大学11号館507教室
  • 企画:映画「公園」上映。上映後、山川監督を交えてのディスカッション。

作品データ

  • 『公園』 (2004年、カラー、DV)
  • 製作・撮影 山川宗則・酒井隆史
  • 編集 山川宗則

プロフィール

山川宗則(やまかわ むねのり)
1971年大阪生まれ。自主映画製作。
現在、2001年より撮影を続けているドキュメンタリーを鋭意編集中の日々。
記録映像『公園』については『音の力 <ストリート>占拠編』(インパクト出版会)に『「公園」記 天王寺公園青空カラオケの撮影現場を振り返る』という文章を寄せてるのでぜひお読みください。

山川宗則さんによる作品紹介

大阪の南のターミナル、天王寺駅の改札を出ると、すぐそこは天王寺公園だ。視線を上に向けると前方には通天閣が見えるように、天王寺公園は盛り場・新世界、日雇い労働者の街・釜ヶ崎が隣接し、多様な人々の憩い・休息・遊びの場として機能するまさに公共空間そのものであった。少なくとも2004年の1月4日までは、大通りを行き交う自動車の大騒音にも負けず、カラオケに興じる「民」の声が駅を出るとすぐに響いてきたのだった。 大阪市は30年以上続いてきた青空カラオケに対し、2003年10月当事者との対話もなく突如撤去する方針を発表した。記録映像『公園』はその後の数カ月に渡る闘いを記録しようとしたものである。様々な人々が自由に集い、歌い、踊り続けてきた「青空カ ラオケ」が表現していたものは、大衆芸能という図太い娯楽に貫かれたむちゃくちゃ足腰の強い「よろこび」の感情であり、真の「公共」性を問うていく「空間」を自分 達の手で作り続ける、ということだと私は思う。 すみずみまで排除や管理の行き渡った空間を切り裂いて、あらゆる場所で自分達の手による「よろこびの空間」を創出していく『公園』がささやかながら、そのような動きと感情を伝え引き継いでいく一端となれば、幸いである。

酒井隆史さんによる作品紹介

天王寺公園カラオケ屋台をめぐる争議からもう2年がたった(*1)。この出来事は、深い陰影を刻みながらも「あけっぴろげ」な街、天王寺界隈のすがたをさらに変えてしまっ た。人をはねのけるためだけに作られた惨めな植え込みとフェンスだらけの街へ。だから、この映像は本当に愛され生きられた街の「残像」である。しかし、私たちはた だこの「残像」が人の心に刻まれるだけではなく、そしてまた現実のものとしていつかよみがえることをねがって作ったのである。
(*1:この文章は2005年のもの)

ストリート研究会について

ストリート研究会は、この夏、3年間の文部科学省科学研究費プロジェクトとして立ち上がりました(科研費の正式名称は,「現代日本の都市表現文化におけるディアスポラと社会的排除の研究」(基盤研究C)といいます)。

科研費の枠にとらわれず、さまざまな領域の研究者、アーティスト、アクティヴィストがともに議論する場を作りたいと思っています。

今年度は、「246表現者会議」「みんなの宮下公園をナイキ公園化計画から守る会(MIKE)」の活動を中心に、公共空間とアート/表現をめぐるアクチュアルな問題をとりあげることにしています.

[研究会]映像批評ワークショップのご案内(2009年2月9日)

1月 19th, 2009 / Category: ニュース, 研究会

このたび、早稲田大学メディア・シティズンシップ研究所では、宮田興氏(NHKプロデューサー)をお招きして、映像批評ワークショップを開催いたします。

宮田さんが制作した番組「ハートでつなごう」を視聴し、制作の狙いや反響をお話しいただく中で自由に議論する予定です。

みなさまふるってご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。

開催概要

[研究会]第20回トランスアジア文化研究会(2008年12月18日)[WISMC共催]

12月 9th, 2008 / Category: ニュース, 研究会

今回は、平成20年度科学研究費プロジェクト「東アジアにおけるトランスナショナルなメディアと文化に対する社会学的研究」の一環として、早稲田大学メディア・シティズンシップ研究所との共催で、12月18日(木)に映画監督の梁英姫さんをお招きして、映画「Dear Pyongyang – ディア・ピョンヤン」の上映会&批評会を行います。

映画上映に続いて、梁さんをとともに映像表現の可能性について大いに語りましょう。

平日の開催ですが、少しでも多くの方に参加していただけるように上映開始を少し遅らせましたので、どうかふるってご参加ください。


■とき: 2008年12月18日(木) 18:15~21:00 (18:30上映開始)

■ところ: 早稲田大学19号館413号室 (19号館は西早稲田メインキャンパスの外側、中央図書館の北側に位置するビルです)